整体マニアの本音

整体師の本音を書きます 身体と栄養のつながりで 気持ちを整え、めまい、パニック障害、うつを克服するをテーマに鍼灸整体をしています。

五十肩の臨床

今日の新規の患者さん

いつものことですがコロナ禍でも影響受けている治療院と影響受けにくい治療院あるとの噂を聞いています

 

今日の患者さんのストーリーを

ちょっと話します

以前僕が書いた感情が原因だったと言う

症例ブログを見ての来院でした

 

現在の僕の施術方針は感情よりも

機能的なことが問題でストレスや感情に

影響し症状が悪化しているように思う

 

【それを踏まえての考察】

•話を聞いて欲しかったんだと思う

•いまいち治らない人生を見ていたと思う

 (整形外科に行って治りが遅いと言われて

たから)

いい整骨院の先生に見てもらってるはず

•治らないと思うけど

もしかしたらここで良くなるかも?

 

今回は2つをひっくり返し

3つ目の

最後の希望を感じてもらいました

 

【五十肩と感情】

問診をしてみました

話が長いそして感情論

だんだん肩の痛みから話が外れていく、、、、

問題ない、ちゃんと聞きます

(スタッフ→ぼくが飽きてるだろうなぁと思う)

 

論理的に話してみる、聞かない(失敗かな?)

体の中で起こっていることを話す

(相手の体がこわばる)

でも聞いてもらう

 

前のところで散々聞かされたのだろうか?

(元行った整体院の事は悪く言う事は無い)

僕の話に興味はなし

 

肩の状態の話に戻る

今の状態が知りたかったので

最小限の質問をする

夜間痛ありと言うことを聞き出す

 

【施術】

検査だけでよいのだが

少し機嫌を損ねた感がある

 

お互いスッキリしないので質問をする

小声(確定するためにちょっと突っ込んでみる)

 

夜間痛はないと否定される

小声(さっきと違うことはよくある)

更年期のせいだと言われる

小声(そうなんですね〜で受け流す)

 

改めて夜痛くないのか質問をする

また違う話をされるので、、

 

痛いか痛くないか教えてと言ってみる

(スタッフちょい焦る)

 

夜痛いとのこと

小声(ですよね!)

 

筋肉の話と内臓の話をする

 

【施術】

筋肉の状態を話をする(ビーフジャーキー理論)

 

施術の最後に内臓調整をする

 

内臓調整をしながら問診の内容を振り返る

更年期だからだとか

 

※そこから本質的な話を少しずつしてみる

 

肩の痛みを治すと言うよりも

体のあちこちにガタが来ている

ところを治しましょう

そしたら肩の痛みも良くなると言う話をする

 

【考察】

•1年前から肩の痛みはあった

•他の整体へ行っていた

•整形外科で注射リハビリ治りが遅いと言われる

•12月に悪化、自分で体操やしていて

•山登りにしたときに転倒しさらに肩を痛める

 

施術では内臓の説明の時に心臓へ負担があると思います

それが原因で血流が悪く、治りが遅かったのだろうと、、、

 

さらに

骨盤から下肢が重くなっていて

血流の流れが悪く

そのためさらに心臓に負担が

かかっていたかもね

 

実は動悸がひどくて悩んでいた時期があると

 

肩の筋肉の施術そして心臓が楽になるように

体全体の調整をすると痛みが減少を体感

 

こわばった状態から始まって

最終内臓調整に入ったあたりから

 

世界観をみてもらえたと思います

8回予約とって帰られました

 

【全体の流れ】

•患者さんの話を聞く

•感情が原因だというが

ぼくは機能的な問題だと思うので

 

•現実を話す

患者さんのテンション下がる

こちらの言うことを否定される

 

•話を肉体に戻して落ちた感情を

中間へ持っていく

 

•体にガタが来ていると言う証明をする

検査にて

施術で体感してもらう

 

こういった流れでテンションの波があった

 

僕にとってはこのテンションの波があることが理想的だと思っている

 

施術者は患者さんに良い情報ばかり話して

軽くなったでしょう楽でしょう

などといいことばかりを言い

体験してもらおうと考える

 

だがそれでは治癒力を引き出せない

ことを感じている

こうやって波がある方が絶対に面白い

 

 

これが誰かの役に立てば幸いです